最近は小屋に入ることが多くて、現場の体になっていません。たまにある現場や、小屋で起きていることを過去の経験を元に書いています。なので、ちょっと自分のことは棚に上げた文章になっているのかもしれません。時代に沿っていないことかもしれません。ただ出来る出来ないに関わらず自分は「真理」をつかんでいると思うのです。やっぱり間違っていないということを痛切に感じます。それはどういう事かというと、人が心地よいと思うポイントは共通しているということなのです。それはいつでもどこでも出来るということです。それを音響という分野で具体化出来るのです。ベクトルが同じに向く事が大切です。聞こえたいと思うものを聞かせようとする事。それが共通であれば近づけるのです。音響技術はそれを翻訳する力です。たとえば「ちょっとうるさい」を音の周波数と機材扱いに変換するのです。この経験と勘の微調整をし続けるのです。それが自分流です。