毎年恒例の夏祭りライブ。かつては今はなき新木場コーストでやっていた。今年は、初めてきた横浜の1000Club。CL5とL-AcousticのA-15という初めて使うSP。そしてLAKEのLM26。卓とプロセッサーは、もはや定番のセット。数十年ぶりかもしれないアコースティックの樽屋さんのオペレートにも出会えた。やはり昔と違うと思うのは、アナログ卓にポイントソース、GEQだけだったのが、デジタル卓、ラインアレイ、Lakeのプロセッサーというのが定番になっているので、出音は確実に違う。音の飛び方、特に歌はむかしに比べれば出しやすくなった事を感じる。今日は3バンドだったが、紙にメモをしていた時代から、メモリストアが出来る時代になった。しかしデジタルは気づかない間違いが多い。事前の準備が膨大だった。(それでも間違いはいっぱいあったが、、、)この手の小屋はこれを日常でやっているのだから大したものだと思う。楽するための苦労とでもいうのか、なるべくトラブルが起きないようなプランを考えていたら3日以上かかった。これも学習だ。きっと自分なりのホストのやり方を発見するだろう。(あまりやりたくはないが、、)ただ乗り込みよりは、自分の音を作れるからそれはそれでいい。自分は、追い込んで音を作っていくやり方をしているので、短時間じゃ直せない。ただしっかりコントロールしないと、今のシステムは音のスピードが速すぎて、小屋に負ける。今、自分のやり方でやれる現場しかないのは、きっとそういうことなんだろうなと思う。