去年に引き続きのシャングリラだったが、今回は全員コロガシ。会場のものでは数が足りなくなり、当初は、サイドフィルも利用してピアノのところのステレオを作ろうとするプランだったが、妥協点が見出せず、コロガシを借りることを思い立つ。1週間前に参加してきたInterBeeで、数十年ぶりに初期のスピッツをハウスモニターでやっていた横山さんに出会う。そして扱っていたのが、超軽量のコロガシ。「ちょっとしゃべってみます?」と言われて声を入れてみたら、驚く質感と音量感。「いつでも声かけてくださいね。」と言われてその時は別れたが、それを思い出し連絡を取ってみる。なんと、タイミングよく空いていて、急遽2日前にお願いすることに。横山さんとは、機材開発のみならず、公私共に深い付き合いもあったので、久々の再開は嬉しかった。keyのところにstereoでプラン。片手で軽々持てるなんと8inchのスピーカー。おかげさまで、モニター環境はいつもの感じで良好に作れて、本番も自分の音が出せた。終わって横山さんがニコニコしながら、「山寺さんらしい音で素晴らしかった!」と言ってもらえました。いえいえこちらこそですよーー。そんなスタッフ間で、アーティストと自分、自分とバンド、バンドとアーティスト。いろいろなwin-winが築けたかなと思えるライブでした。1年ぶりという距離を全く感じない関係で、心地よい時間となりました。まーるさんのシステムありがとうございました。