明日から4月。新学期が始まります。もともと自分が思う音響に関してのことを伝えたくて、このような文章を書き始めました。いつのまにか出来上がっていたPAの作業のプロセスというものに疑問を抱き、、というよりは、うまくいかないPAの難しさをどうしたらいいのかと、もがいていたようにも思います。最初のホームページ(現存していません)のブログからもはや20年以上経ってしまったかもしれません。そして結論から言うと、やはりPAは難しいです。しかし長年かけて出来た自分のスタイル、自分なりのプロセスを経て、その良さをわかってくれる人たちが、自分と付き合ってくれています。そしてそれを伝えるだけではなく、「教える」ことになり、その事も丸3年が経ちました。「石の上にも3年」です。逆に言うと、もはや3年経っているんだからちゃんとしないと!ということです。PAというひとつのジャンルの技術を教えることは出来ます。そこから、どう楽しんでもらうか、プロを輩出できるのか、もっと大きなことを言えば、「導く」ことができるかだと思います。しかも自分の思い描く自分のスタイルで、です。今、時代はデジタルや通信ありきになりました。どのように活用するか、そして、我々世代が知っている暖かいもの、厳しいもの。音楽や文化を通して、伝えていけたらと思います。あと4年間を駆け抜けたいと思います。