なかなか投稿が進まず、年一回になってしまっています。コロナ禍によって、仕事の仕方はだいぶ変わりました。事前のリサーチとして、配信があるかないか、客が入るかどうかをチェックする。トークマイクを使い回さないプランを考える。リハーサル後の最終チェックは出来れば省く。開演時間が早くなったため、入りが早くなり準備時間が短くなった。そして配信用のマイクプラン、機材の用意、コンソールプランを別途考える。まずは、オーディエンスマイクの設置、そしてラインアウトとのミックス、時間差合わせ、歌とトークの配信用の音量合わせ。など。ただいいこともあって、終演が早く、打ち上げがないため、早い帰宅が実現している。生活のリズムは崩れにくくなったと思う。考えてみたら、終演後、普通の人は寝ているかもしれない23時過ぎくらいから、飲食が始まるのは体に負担が大きいのは当然だ。ただコミュニケーションが希薄になっているのは感じていて、入ってくる情報も減ってくる。それをどう補うかが課題で、いつの間にか浦島太郎になっている怖さはある。教育現場で発信する立場なので、なおさら怖い。ただそんな状態でも、というかだからこそ、自分の信念があまり揺らがずにいるし、音楽を勉強ではなく、楽しみで聞けるようになった。結果として雨降って地固まる、ということになっていくのだろうか。