まわりはシミズオクトのビルだらけのところに出来た多目的スペースというか、ガレージという感じのところ。全仮設で、システムチューニングも、機材会社がやってくれた。波形で見る音、つまりは理論的に正しい音と、人が聞いて心地よい音は違うという話はよく聞く話だが、当初まさにそのような感じであった。測定を信じるか感覚を信じるかというところだが、こういう時は自分基準の自分機材を持っていっているので、判断がつけやすい。特に卓がyamahaだったので、基準が出来ている。システムチューナーとオペレーターは当然感性も感覚も違うので、同じチューニングにはならない。自分基準に合わせようとした時に、カットしたポイントに上書きで近くの周波数を選ぶようなことではエネルギーロスが大きい。アライメントやフェイズ等の設定は正誤がはっきりしていて、あと感性の部分は、機材にもよるし場所にもよるが、動かせる範囲が広い、つまりキャパシティがあると助かる。これはオペレーター側の事情。ただ昨今チューニングというもの自体をシステムに委ねて、オペレートだけをするというシーンも多いと聞く。つまりオペレーターの自分基準がないということになる。それを陰で悪口を言うようでは本末転倒である。いい結果を出せてこそ、共有出来る喜びで、次につなげるものである。もちろんフェスティバルのような複数オペレーターの場合は事情が違いますが。。そんなこんなで、対バンも含めいつものオペレートは出来たと思います。そう言えば、対バンのマニピ以外、全員女性の三組でした。「手がクリームパン」「有華」「井上苑子」でした。