教室くらいの広さのスペースに機材を持ち込んでの朗読劇。芝居関係の役者と舞台監督。そしてプロデューサーは大学生の山寺ゼミ生。音響照明映像収録もすべて学生。プロ対応なので、プランはサポートして、本番は任せた。両サイドにL1ConpactとRearにS-1のBoseSet。センターRearは定位が真ん中に寄り、SEと言葉を分けることでマージンをとる。モニターとハウスを共有するプランにすることで、ロスを減らす。狭いスペースでの自分のやり方。スピーカーの置き位置とそれぞれのSPの連携が取れれば自然な音は作れる。4本のSPの連携をとって、どこから音が出ているかを感じさせずに音を届けるという手法。チューニングは難しい会場でしたが、結果は良好。なによりも内容が素晴らしくて、プロデューサーの橋本美衣香と、役者で主役のお母さんとの親子愛を肌で感じ。涙なくして見られない内容に感無量でした。win-winをとること。ここに向かえば、それぞれの心の中に充実感や連帯感、達成感、ドーパミンやら、オキシトシンやらベータエンドルフィンやらの幸せホルモンで満たされる。そんな瞬間に立ち合わせてもらえて感謝です。